できている人になぜできるのかを聞いても意味がない。
ただし、その人が自分ができている理由を自己分析できている場合を除いて。
以下、自分用のメモ。
できている人もなぜ自分ができているか分からない人が多い。
だから成功した理由を聞かれて「夢をもってあきらめずにつづけたからですよ。」とか、「当たり前のことをやっているだけです。」とか答えてしまう。
でもそれは宝くじに当たった人が当たった理由を「あきらめずに買い続けたからです。」と答えているのと同じこと。
だから、成功している人を見て自分もそうなりたいと思ったら、その人がなぜ成功しているのか観察して分析する必要がある。
私はこういうことを昔からやってきたなと思う。
やる気と似て非なるもの
●思考特性・・・問題意識、意思決定、リーダーシップ
例:だらだらする→意思決定の能力が低いだけ。やる気がないわけではない。
●動機・・・生まれつき&成長過程に獲得するもの。やる気を引き出すなどの文脈で使われる言葉ではない。動機はつけるものではなく、活用するもの。自分がもつ動機を活用して働けばいい。誰しもが達成動機が強いわけではない。
●コミットメント・・・成果と相関する。特定の課題への具体的な積極的関与の心のありかた。やる気とは違う。
仕事の報酬は仕事=仕事することによって得られる心理的な報酬を意味している。
内因的な仕事観。しかし内因的な動機だけでなく外因的な動機=規範的な仕事観が必要なのでは。
外因的な動機=誰かのために働くということが、真のコミットメントを生み出す。
つまり内因的動機付け要因と外因的衛生要因が現代の必要要素。
外因的衛生要因は足を引っ張らないもの。例:給料
内因的動機を支える3要素。
意味性:自分がしている仕事の意味。何に結びつくのか。自分が流れ作業の一部を担当していたらそれが何に貢献しているのか、見えづらい。自分の価値観の軸で自分の仕事の意味性を考える必要がある。それが内側から動機がでてくる。飲み会が意味性を話し合い理解するのに良い場だった。
プロセスの自由度:上司のマネジメントの問題。裁量と支援することが大事。そのためには認識ギャップを埋めることが必要。
能力活用:アンダースペックの人間にはうまくできない。オーバースペックでもだめ。仕事で能力の100%使うような仕事をさせる必要がある。その状態が一番動機が高まる。成功したら自信がもてる。
この3つがポジティブなサイクルを生む。